
Q&A
Q:外断熱を選んだ理由は?
A:いろんな会社の体験住宅に泊まってみて、1番気に入った住宅が『外断熱』の住宅でした。それから、外断熱の家で地元の工務店さんを調べてみたら、田辺さんのホームページを見つけて、職場も近かったことからすぐに話を聞きに行きました。話を進めていく段階で私たちが「これをしたい、あれをしたい」という要望も受け入れてくれて、田辺さんにしようということになりました。
Q:今までの家との違いは?住み心地は?
A:今までは結露がすごいアパートに住んでいたのですが、結露があまり気にならなくなりました。あと、前のアパートではとても寒くて靴下を履いてその上にルームシューズを履いていたのですが、ここに住んでからは年中裸足で過ごしています。特別寒い時期は24時間エアコンをつけていましたが、普段、昼間はつけずに夕方からエアコンをつけるだけで十分暖かいです。主人の花粉症・ハウスダストのアレルギーがすごく1日に1回ティッシュの箱がなくなっていたのが、24時間換気をつけることで、家では症状が出なくなりました。あとは、今の家に住み始めてから子ども達の遊ぶスペースが増えて、のびのびと楽しそうにしていますよ。
Q:設計段階でのこだわりは?
A:家族みんなのいる時間が長いリビング・和室の大きさには、こだわりました。打ち合わせをしていくうちに水廻りやパントリーなどの大きさが少しずつ大きくなり、それにつれてリビングが狭くなってしまったので、全体的に大きくしてリビング・和室の大きさはキープするようにしました。テレビボードの化粧柱のようなものも実は収納になっていてサイドから入れられるようになっているのですが、この案もコーディネーターさんから提案してもらってすることになりました。ものがごちゃごちゃしないし家具も買わなくて済んだので良かったなと思います。元々前の家で、小さい鉄棒とブランコとシーソーと滑り台を置いていたのですが、どうせならブランコをつけたいって話になって、ブランコを設置した部屋もゆくゆくは2部屋に分ける予定なので、天井の強度も強くしてもらいました。
Q:こうしておけばよかったところは?
A:階段の幅を広くしておけば良かったなと、後悔しています。というのも、家電が好きで大きな冷蔵庫を運ぼうとした時にぎりぎり通らなかったからなんです、、、。あとは、スイッチとコンセントの位置が、こっちにあればなと実際住んでみて思うところがありました。打ち合わせの段階で動線を想像していても、やっぱり住んでみないと分からないところが出てくるので、結構重要なポイントかもしれませんね。
Q:現場監督、大工の対応は?
A:何か気になることがあったらすぐに電話すると対応してくださり、「だめだ、無理だ」と断られたことがなかったです。現場にもよく遊びに行きましたが、大工さんにも色々話してわがまま聞いてもらいました。「ここあいてますけど、ニッチとか作りますか?」など私たちには思いつかないような提案してくださいました。
Q:家を建てようと考えている方へのアドバイスは?
A:自分たちも記録ノートなどを作り、打ち合わせする度に書き留めておけばよかったなと思いましたね。そうすれば、伝え漏れや聞き漏れもなくなったり、変更が重なって訳が分からなくなった時もそれを見返すことで思い出すことができますし。あとはいろんな人の一軒家に遊びに行って、実際に見てみたり、使い勝手を聞いてみたりしたらいいと思います。そうすると、「これはいいな!」「あれは避けよう、、、」などたくさん参考になる部分が出てくるからです。あとは収納力も大事だと思います。例えたくさん収納スペースがあってもそれを有効的に使えていないと無駄なスペースが増えていくだけで物があふれていきますから。設計の段階で「ここにはあれを置こう」とか、「あそこの大きさはこれだけだからあの収納ボックスが何個置ける」、「ここではこんなことをするからこんなものを収納しないといけない」など、しっかりイメージして収納計画を立てていました。