田辺木材ホームの建築について開口部の性能
日本ではアルミサッシが普及してきました。しかしアルミニウムは熱伝導率が非常に高いので、家の内外とで熱が移動し、特に冬の結露には悩まされてきました。ペアガラスの場合、ガラスでは結露しなくてもサッシ枠部分で結露していました。
外断熱住宅は建物の外皮壁面部分の断熱性能が優れている分、特に開口部(窓)が弱点になります。従って、開口部(窓)は断熱性能が高い“樹脂サッシ” を採用しています。


※アルミサッシと樹脂サッシの熱伝導率には、
約1000倍もの差があります。
窓仕様 | エコ先進国 | フィンランド | ノルウェー | ドイツ | オーストリア | アメリカ(NY) | イギリス | 札幌 | 東京 |
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熱貫流率(W/m2・K) | 1.4 | 1.5 | 1.69 | 1.9 | 1.98 | 2.0 | 2.33 | 4.65 | |
アルミ単板ガラス | 6.51 | × | × | × | × | × | × | × | × |
アルミ断熱窓複層ガラス(12mm) | 3.49 | × | × | × | × | × | × | × | ○ |
アルミ断熱窓(Low-E 12mm) | 2.91 | × | × | × | × | × | × | × | ○ |
アルミ樹脂断熱窓(Low-E 12mm) | 2.33 | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ |
樹脂窓(Low-E 12mm) | 1.7 | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
シャノンウインド(Low-E,アルゴンガス) | 1.5 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
樹脂窓(トリプル) | 1.23 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |

田辺木材ホームは、これシャノンウインド(Low-E,アルゴンガス)を使っています。
ガラスの性能も重要です。もはやペアガラスはあたりまえです。
夏対策が必要な北部九州では、『Low-E遮熱高断熱複層ガラス』をお勧めします。


※当社が推奨する樹脂サッシの『エクセルシャノン』では、2013年5月よりペアガラスの中空層が従来の12㎜から16㎜になり(一部製品を除きます)、アルゴンガス入りが標準となりました。さらにガラス端部のスペーサーがアルミ製から樹脂製になり、性能は著しく向上しました。
16Arとは?
U0.8wとは?
口部に求められる性能は、断熱性能以外にも、気密性能・水密性能・耐風性能・遮音性能・防犯性能などがあります。
これらについても『エクセルシャノン』の樹脂サッシは高い性能を持ち合せてます。