田辺木材ホームの建築について防犯性能

近年、住宅への侵入窃盗件数が増加し、手口も巧妙化するなど、防犯対策への意識が高まっています。
防犯に配慮した住宅の計画を行う際の基本原則は…

  1. 周囲からの見通しを確保する。
  2. 居住者の帰属意識の向上、コミュニティー形成の促進を図る。
  3. 犯罪企図者の動きを限定し、接近を妨げる。
  4. 部材や設備を破壊されにくいものとする。

※住宅性能表示制度の“防犯”に関しては、住宅の内部に通じる『開口部の侵入防止対策』が評価されます。

住宅の開口部を外部からの接近のしやすさ(開口部の存する階、開口部の種類)に応じてグループ化し、その上で各グループに属する全ての開口部について、防犯建物部品を使用しているか否かを階ごとに表示します。

■ 防犯建物部品とは、防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議(官民合同会議)の目録掲載品等をいいます。
■ この基準では、開口部の種類ごとに、それぞれの開口部を構成する以下の部分に防犯性能が求められます。

開口部の種類 侵入防止性能が求められる部分
開閉機構を有する開口部のうち、住戸の出入口として使用される開口部 玄関ドア、
勝手口
戸(侵入可能な規模の大きさのガラスがある場合は、そのガラス部分についても)、錠
開閉機構を有する開口部のうち、住戸の出入口として使用されない開口部 引き違い窓 サッシ枠(2以上のクレセント等が装着されているものに限る。)、ガラス
開閉機構を有しない開口部 FIX窓 ガラス

■ 評価の対象となる侵入可能な規模の大きさの開口部とは、住宅の内部に通じる開口部のうち、以  下の大きさのブロックのいずれかが通過できる開口部です。

  • 400㎜×250㎜の長方形
  • 400㎜×300㎜の楕円形
  • 直径が350㎜の円

■ どの範囲の開口部までを防犯建物部品とするかは、個々の敷地の状況等によりご判断下さい。

※防犯建物部品(CP表示品)とは、建物の開口部の侵入防止対策のため「防犯性能の高い建物部品」の普及を促進するために制定されました。
現在の侵入犯罪の手口を踏まえ、防犯性能試験を実施し、その結果『侵入までに5分以上の時間を要する』建物部品がリスト化されました。「侵入に5分以上かかれば7割の窃盗被疑者があきらめる」との調査結果に基づくものでした。

防犯性能の高い建物部品の紹介

厳しい試験基準をクリアするため、各建物部品の製造企業が独自にさまざまな工夫を凝らし、防犯性能の高い製品が開発されました。ここでは、その一例をご紹介しましょう(メーカーによって、その工夫はさまざまです)。

ドアと錠

防犯サムターン
施錠式やツーアクション式など、耐サムターン回し性能の高いサムターンです。
デッドボルト(かんぬき)、
ストライク(受座)
金切りばさみなどで切り破られない材質を使うなど、強固なつくりになっています。
シリンダー
ピッキングに強い複雑な構造で、ドリル攻撃にも耐える強固なものになっています。
ドアの強度
金切りばさみなどで切り破られない材質を使うなど、強固なつくりになっています。

防犯ガラス

強靭な中間膜(特殊フィルム)が内部に密着されているため、通常のガラスに比べ破壊されにくくなっています。

サッシ

外れ止め
サッシを持ち上げて外すことができないようになっています。
ロック付きクレセント錠
回転防止機能のついた強固なつくりになっています。
補助錠
2ヵ所をロックすることで、容易に開くことができないようにしています。

雨戸・シャッター

外れ止め
雨戸を持ち上げて外すことができないようになっています。
雨戸の材質
切り破られない材質を使うなど、強固なつくりになっています。
レールの強化
こじ開けられにくい構造になっています。
シャッターの材質
切り破られない材質を使うなど、強固なつくりになっています。

面格子

外されにくく、切断されにくい構造となっており、取り付け部も堅固なつくりになっています。

※警視庁のホームページに“ドアのこじ破り試験”“ガラスの打ち破り試験”などの動画が見 られます。その他にも「侵入犯罪の手口」「侵入者プロファイリング」「ガラスの防犯性能」など 面白い記事があります。

防犯性能の高い建物部品目録  ▶
警視庁のHPへ  ▶