家が完成したら見えない部分ですが

【タグ】  【投稿日】2014年9月25日

 先日サイディング工事をしておられる方と話をしていると近くにあった胴縁の年輪の話になりました。胴縁とは壁、塀、垣などで板を打ち止める下地として柱と柱に渡す幅の狭い横木のことです。その胴縁の切り口に年輪の幅が狭く刻まれているのを見つけ「この木は長い年月をかけて育った木やね!」とその方がおっしゃいました。長い年月をかけて育った木は年輪の幅が狭く刻まれていきます。反対に早く育った木は広くなります。そして年輪が多いほど強度が増すのです。

 うちの自宅は53年前に建てられ、改築、増築工事を何度も行いました。今ほど暑さが厳しくなかった50数年前は日本の気候に合わせ天然の風をうまく取り入れた夏に涼しい風通しの良い家が良い家とされていました。風通しの良い家も、間取りの変更や増築によって風が通りにくくなり、今では夏とても暑く冬とても寒い家になりました。空調を使いさえすればそれらは改善されるとはいえ、外断熱、高気密高断熱工法で建てていただいたお客様の話を聞くたびに 快適な空間で過ごされていることに 良かったと実感しています。